1789年
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| 千年紀: | 2千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 17世紀 - 18世紀 - 19世紀 |
| 十年紀: | 1760年代 1770年代 1780年代 1790年代 1800年代 |
| 年: | 1786年 1787年 1788年 1789年 1790年 1791年 1792年 |
1789年(1789 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる平年。
他の紀年法
[編集]カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月 - 3月
[編集]- 1月 - フランスの聖職者シエイエスがパンフレット『第三身分とは何か』を公刊[1]。
- 1月23日 - ジョージタウン大学創立(米国初のカトリック系高等教育機関)[2]。
- 1月30日(乾隆54年1月5日) - ベトナムで西山朝の阮恵がハノイを占領していた清軍を奇襲して撃退(ドンダーの戦い)。敗走する清軍とともに最後の皇帝昭統帝が清へ亡命し、黎朝(1428年 - )が滅亡[3][4][5][6]。
- 2月4日 - 米国で第1回大統領選挙の選挙人投票が行われ、ジョージ・ワシントンが満場一致で初代大統領に当選(副大統領にはジョン・アダムズ)[7]。
- 2月19日(天明9年1月25日) - 日本、天変地異を理由に改元して寛政元年[8]。
- 2月(旧暦) - 日本で光格天皇が実父の閑院宮典仁親王への太上天皇(上皇)尊号贈進を江戸幕府に打診(尊号一件の発端)[9]。
- 3月4日 - 米国でアメリカ合衆国憲法が発効し、ニューヨークのフェデラル・ホールで第1回連邦議会が開会[10]。
4月 - 6月
[編集]- 4月28日 - 英国海軍でバウンティ号の反乱発生[11]。
- 4月30日 - ジョージ・ワシントンが初代アメリカ合衆国大統領に就任(合衆国連邦政府が正式に発足)[12]。
- 5月5日 - フランスで財政危機打開のため、ルイ16世が175年ぶりに三部会を招集[13]。
- 5月28日頃(寛政元年5月4日頃) - 蝦夷地でアイヌが場所請負商人の不正・酷使に抗議して蜂起(クナシリ・メナシの戦い)[14][15]。
- 6月17日 - フランスで第三身分代表が議決方式の対立から国民議会を結成[16]。
- 6月20日 - フランス国民議会が憲法制定まで解散しないことを誓約(球戯場の誓い。7月9日に憲法制定国民議会へ改組)[17]。
7月 - 9月
[編集]- 7月11日 - フランスで財務総監ネッケルが罷免され、民衆の危機感が高まる[18]。
- 7月12日 - フランスでネッケル罷免の報を受け、カミーユ・デムーランがパレ・ロワイヤルで民衆に武装蜂起を呼びかける(バスティーユ襲撃の直接の契機)[19]。
- 7月14日 - パリ民衆がバスティーユ牢獄を襲撃(バスティーユ襲撃、フランス革命勃発)。地方農村で暴動(大恐怖)へ拡大[20][21]。
- 7月15日 - パリで自治組織パリ・コミューン(市長バイイ)と国民衛兵(司令官ラファイエット)が成立[22][23]。
- 7月27日 - 米国で外務省設立(9月に国務省と改称、初代長官はトーマス・ジェファーソン)[24]。
- 8月4日 - フランス憲法制定国民議会が封建的特権の廃止を決議(身分的特権・十分の一税は無償廃止、封建地代は有償買い戻し)[25]。
- 8月26日 - フランス憲法制定国民議会が自然権・国民主権・所有権の不可侵などを定めた『人権宣言』を採択[26]。
- 8月28日 - 英天文学者ウィリアム・ハーシェルが大型反射望遠鏡(40フィート望遠鏡)で土星の衛星エンケラドゥスを発見[27]。
- 9月2日 - 米国で財務省設立(初代長官アレクサンダー・ハミルトン)[28]。
- 9月17日 - ウィリアム・ハーシェルが土星の衛星ミマスを発見[29]。
- 9月24日 - 米国で1789年裁判所法成立。連邦最高裁判所(初代長官ジョン・ジェイ)と連邦保安官制度を創設[30]。
- 9月25日 - 米国連邦議会が憲法修正条項(のちの『権利章典』)を採択し各州に送付[31]。
10月 - 12月
[編集]- 10月5日 - フランスで女性を中心とする民衆がヴェルサイユへ行進(ヴェルサイユ行進)。国王一家と議会をパリへ移転させる[32]。
- 10月24日 - 南ネーデルラント(現ベルギー)で神聖ローマ帝国(ハプスブルク家)皇帝ヨーゼフ2世の中央集権化・啓蒙改革に反発してブラバント革命が勃発[33][34]。
- 11月2日 - フランス国民議会がタレーランの提案で教会財産国有化を決議(のちの紙幣アッシニア担保)[35][36]。
- 11月3日(寛政元年9月16日) - 江戸幕府が棄捐令を発布。旗本・御家人救済のため札差からの古借金を破棄。浅草に公的融資機関(猿屋町御貸付金会所)を設置[37]。
- 11月4日
- 英哲学者リチャード・プライスが演説『祖国愛について』でフランス革命を賛美[38]。
- 江戸幕府が大名に備荒米の蓄えを命じる囲米の制を公布[39]。
- 11月 - フランスで国民議会のヴェルサイユからパリ移転に伴い、議員らがジャコバン修道院に集まり「憲法の友の会」(のちのジャコバン・クラブ)を結成[40]。
- 12月11日 - 米国初の公立大学となるノースカロライナ大学創立[41]。
- 12月28日(寛政元年11月12日) - 江戸幕府老中松平定信が典仁親王への尊号贈進を拒絶(尊号一件の激化)[42]。
日付不詳
[編集]誕生
[編集]→「Category:1789年生」も参照
- 1月3日 - カール・グスタフ・カルス[47]、ドイツの医師、自然哲学者(+ 1869年)
- 1月24日(天明8年12月30日) - 井上伝[48]、久留米絣の創案者(+ 1869年)
- 3月16日 - ゲオルク・オーム[49]、ドイツの物理学者(+ 1854年)
- 6月15日(寛政元年5月22日)- 土井利位[50]、江戸幕府老中・古河藩主(+ 1848年)
- 6月25日 - シルヴィオ・ペッリコ[51][52]、イタリアの文学者(+ 1854年)
- 7月3日 - ヨハン・フリードリヒ・オーファーベック[53]、ドイツの画家(+ 1869年)
- 7月10日(寛政元年6月18日) - 梁川星巌[54]、漢詩人(+ 1858年)
- 7月19日 - ジョン・マーティン[55][56]、イギリスの画家(+ 1854年)
- 8月6日 - フリードリッヒ・リスト[57]、ドイツの経済学者(+ 1846年)
- 8月21日 - オーギュスタン=ルイ・コーシー[58]、フランスの数学者(+ 1857年)
- 9月9日 - ウィリアム・クランチ・ボンド[59]、アメリカの天文学者(+ 1859年)
- 9月15日 - ジェイムズ・フェニモア・クーパー[60]、アメリカの小説家(+ 1851年)
- 9月28日 - リチャード・ブライト[61]、イギリスの医学者(+ 1858年)
- 10月25日 - ハインリッヒ・シュワーベ[62]、ドイツの天文学者(+ 1875年)
- 12月22日 - リーヴァイ・ウッドベリー[63]、アメリカ合衆国連邦最高裁判所判事(+ 1851年)
- 月日不詳 - イブラーヒーム・パシャ[64]、ムハンマド・アリー朝の第2代エジプト総督(ワーリー)(+ 1848年)
- 月日不詳 - 岸本由豆流[65]、国学者(+ 1846年)
死去
[編集]→「Category:1789年没」も参照
- 1月21日 - ポール=アンリ・ティリ・ドルバック[66]、フランスの哲学者(* 1723年)
- 2月26日 - エクリプス、イギリスの大競走馬、サラブレッド三大始祖の一頭(* 1764年)
- 4月3日(寛政元年3月8日) - 平秩東作[67]、狂歌師、戯作者(* 1726年)
- 4月7日 - アブデュルハミト1世[68]、第27代オスマン帝国スルタン(* 1725年)
- 4月9日(寛政元年3月14日) - 三浦梅園[69]、思想家、自然哲学者(* 1723年)
- 8月27日(寛政元年7月7日) - 恋川春町[70]、黄表紙作者・浮世絵師・駿河小島藩士(* 1744年)
- 10月29日(寛政元年9月11日) - 那波師曾(那波魯堂[71])、儒学者(* 1727年)
- 11月23日(寛政元年10月7日) - 毛利重就[72]、第7代長州藩主(* 1725年)
- 12月9日(寛政元年10月23日) - 高井几董[73]、俳人(* 1741年)
脚注
[編集]注釈
出典
[編集]- ↑ 『第三身分とは何か』 - コトバンク
- ↑ “Georgetown University History”. Georgetown University. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ 『黎朝』 - コトバンク
- ↑ 『レ朝』 - コトバンク
- ↑ 『タイソン党革命』 - コトバンク
- ↑ 『タイソン党の乱』 - コトバンク
- ↑ 『ワシントン』 - コトバンク
- ↑ 『寛政』 - コトバンク
- ↑ 『尊号一件』 - コトバンク
- ↑ “The Significance of March 4”. United States Senate. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ 『バウンティ号の反乱』 - コトバンク
- ↑ 『ワシントン』 - コトバンク
- ↑ 『三部会』 - コトバンク
- ↑ 『クナシリメナシの戦』 - コトバンク
- ↑ 『国後目梨の戦い』 - コトバンク
- ↑ 『国民議会』 - コトバンク
- ↑ 『球戯場の誓い』 - コトバンク
- ↑ 『ネッケル』 - コトバンク
- ↑ 『デムーラン』 - コトバンク
- ↑ 『バスティーユ』 - コトバンク
- ↑ 『大恐怖』 - コトバンク
- ↑ 『バイイ』 - コトバンク
- ↑ 『ラファイエット』 - コトバンク
- ↑ 『国務省』 - コトバンク
- ↑ 『フランス革命史』 - コトバンク
- ↑ 『人権宣言』 - コトバンク
- ↑ “Enceladus: In Depth”. NASA Science Solar System Exploration. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ “History of the Treasury”. U.S. Department of the Treasury. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ “Mimas: In Depth”. NASA Science Solar System Exploration. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ “Introduction - Judiciary Act of 1789: Primary Documents in American History - Research Guides at Library of Congress”. Library of Congress. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ “The Bill of Rights: A Transcription”. National Archives and Records Administration. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ 『ヴェルサイユ行進』 - コトバンク
- ↑ 『ブラバント革命』 - コトバンク
- ↑ 『ベルギー』 - コトバンク
- ↑ 『タレーラン』 - コトバンク
- ↑ 『アッシニャ』 - コトバンク
- ↑ 『棄捐令』 - コトバンク
- ↑ 『プライス』 - コトバンク
- ↑ 『囲米』 - コトバンク
- ↑ 『ジャコバン・クラブ』 - コトバンク
- ↑ “History and Traditions”. The University of North Carolina at Chapel Hill. 2026年9月18日閲覧。
- ↑ 『尊号一件』 - コトバンク
- ↑ 『ベンサム』 - コトバンク
- ↑ 『ラボアジェ』 - コトバンク
- ↑ 『クラプロート』 - コトバンク
- ↑ 『鸚鵡返文武二道』 - コトバンク
- ↑ 『カールス』 - コトバンク
- ↑ 『井上伝』 - コトバンク
- ↑ 『オーム』 - コトバンク
- ↑ 『土井利位』 - コトバンク
- ↑ 『ペッリコ』 - コトバンク
- ↑ 『ペリコ』 - コトバンク
- ↑ 『オーバーベック』 - コトバンク
- ↑ 『梁川星巌』 - コトバンク
- ↑ 『マーティン』 - コトバンク
- ↑ 『マーチン』 - コトバンク
- ↑ 『リスト』 - コトバンク
- ↑ 『コーシー』 - コトバンク
- ↑ William-Cranch-Bond - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『クーパー』 - コトバンク
- ↑ Richard-Bright - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『シュワーベ』 - コトバンク
- ↑ Levi-Woodbury - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『イブラーヒーム・パシャ』 - コトバンク
- ↑ 『岸本由豆流』 - コトバンク
- ↑ 『ドルバック』 - コトバンク
- ↑ 『平秩東作』 - コトバンク
- ↑ Abdulhamid-I - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『三浦梅園』 - コトバンク
- ↑ 『恋川春町』 - コトバンク
- ↑ 『那波魯堂』 - コトバンク
- ↑ 『毛利重就』 - コトバンク
- ↑ 『高井几董』 - コトバンク